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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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高尾が家に帰ると母親が心配していた。
 

拍手[1回]

学校の先生から何度も電話が来たという。
やっぱりオーストラリア行かないとダメなのかな・・・
高尾は今更担任とした約束を後悔していた。
「あんな約束しなければよかった・・・って今更しょうがねぇか」
ひとり呟きながら「風呂入る」と風呂場に向かった。
風呂から出てくると母親が急に着替えている。
「何してるの?よそ行きなんか着て」と高尾はTシャツ短パン姿で髪をヘアーバンドで持ち上げた。
「今から先生が急な用件があるからいらっしゃるそうなの」
と大慌てで支度していた。
「ふーん」高尾はオーストラリアにそんなに急いで行かなければならないのかと、チクリと胸の奥が痛んだ。
さっきみたいに緑間と抱き合ってキスすることさえお預けになる。
できることなら今からでも断れないだろうか?高尾は母親にそう言おうかと悩んだ末、結局言い出すチャンスを失って、担任の教師が来る時間になっていた。
 
「ごめんくださ~い!」
ドアチャイムと同時に聞き慣れた声がして母親がドアを開いた。
目の前に現れた担任の顔を見て高尾は泣き出した。
「すみません・・・俺、やっぱ海外なんて無理ッス」
突然高尾が泣き出したため、高尾の母親も担任も驚いてその場に立ちつくす。
「だから・・・本当にごめんなさい。行きたくない」
すると担任が高尾の背中に手を伸ばしてポンポンと叩いた。
「大丈夫だ高尾、心配するな。今日来たのはそのことじゃない」
「え?!」
高尾の母も高尾も同時に担任の顔を見ていたが、母親が気づいたようにスリッパを勧めた。
「まあ、こんなところで失礼しました。とりあえず中へどうぞ」
「それじゃあお言葉に甘えて」
と担任が上がって客間へと通しながら高尾と母親も畳に座った。
「実は・・・」
担任は言いづらそうに口を開いた。

<続く>

 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

留学先がアメリカだったりオーストラリアだったり滅茶苦茶でした。
すみませんm(_ _)mオーストラリアに直しました。

高尾の話を書いていると、高尾が一層好きになります。
話を作るのって不思議な作用があるようです。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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