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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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緑間がパンを買い損ねて廊下に立っていると後ろから声をかけられた。

拍手[3回]

「緑間っちパン買えなかったッスか?」
振り向くと両手にたくさんのパンを抱えた黄瀬がいた。
「しょうがないから半分やるッスよ。俺もこんなに食べきれないし」
「食べきれないものを何でそんなに買うのだよ!」
お腹が減っていたせいかパンが買えなかったからか
緑間はいつになく黄瀬に大声で怒鳴った。
周りにいた学生達が皆振り向く。
「あははは、これ全部俺が買ったんじゃないッスよ。もらったんッス」
ああ、こいつは本当にむかつく・・・
青峰といい、黄瀬といいなんでこうバスケ部にはこんな奴ばかりなんだろう
「はいっ」
そんなこと考えていると黄瀬は強引に緑間にパンを半分手渡した。
「せっかくだから一緒に屋上で食べようよ」
黄瀬にもらったわけだし断るのも悪いと思いながら緑間は曖昧に頷いた。
すると黄瀬はそのまま階段を昇りはじめる。
屋上のドアを開けると爽やかな外の空気が吹き抜けた。
たまにはこういうのも悪くはないな
緑間は自然に微笑んでいた。

「お、緑間じゃねぇの」
「きいちゃんとみどりん!!」
桃井と一緒に青峰が弁当を食べていた。

「あっ、邪魔しちゃったッスか?」
黄瀬がニコニコと2人に近づくと
「そんなんじゃねぇってお前が一番よく知ってるだろ」
青峰の黄瀬に対する視線がなぜか緑間は気になる。
「アハハハ、やだなぁ青峰っちみんなの前で」
黄瀬の冗談だか本気だかわからない返事を聞いて緑間はどうでもよくなった。
「じゃあ俺はあっちでひとりで食べるから」
とくるりと瀬を向けるとその手を青峰が掴んだ。
「待てよ、パンたくさん持ってんじゃねぇの。少し分けろ」
「青峰っち俺のを分けてやるッスよ」
と黄瀬が桃井の隣に座ると桃井も
「わぁ、きいちゃん私も欲しい」
と甘いパンを指さした。
「どうでも良いッスけどきいちゃんって呼び方はやめてくれないッスか?」
「え~、きいちゃんはきいちゃんだよね、みどりん」
となぜか緑間もその場に座らされていた。
あんまりつるむのは好きじゃないのに・・・
緑間がパンを置くと、それを青峰が素早く取った。
緑間はため息をついた。

<続く>

 

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
帝光時代の話は楽しいです。
帝光メンバーみんな好きですvv
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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