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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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ぽかぽかと春の日差しが差し込む教室
一番窓際の真ん中で気持ちよさそうに机に伏せって眠っている男がいた。
 

拍手[8回]

彼の名は青峰大輝
最近ではその名前を知らない者がいないほど学校では有名な男だった。
まだ中学生にもかかわらずバスケットボールでその才覚を現した男。
彼の自由なプレースタイルには対戦相手もゾッとするほど強かった。
だが、それは放課後の部活の話。
今は授業中で、しかもテストが間近で大抵の者は真面目に授業を受けていた。
おかげでこの男の成績は学校内だも下の方に位置していた。
少しは真面目に勉強するという気持ちはないのだろうか?
同じバスケ部のメンバーとして緑間真太郎は窓際の席を見つめていた。
 
「少しは真面目に授業を受けたらどうなのだよ」
授業が終わって昼になると緑間は窓際の青峰の席に行った。
「ん?誰だっけ?」
緑間と青峰は去年から同じクラスで部活でも一緒のくせに顔を見てそんなことを言う。
青峰は決してふざけてる訳でもないらしい。
ポリポリと頭を掻きながら怠そうに体を起こした。
この帝光中学バスケ部は強かったが変わり者が多い。
青峰もバスケで見せる素質と実生活の違いは激しかった。
「それはないのだよ・・・これでも同じメンバーなのだよ」
「あ、緑間か」
本当に思いだしたばかりのようにあくびをしながらキョロキョロした。
「腹減ったなぁ、何奢ってくれるって?」
「どうしてそうなるのだよ」
ムキになる緑間にだらだらとした青峰が立ち上がった。
バスケ部だから2人ともクラスの中では飛び抜けて大きかった。
「俺売店行きてぇ」
青峰が緑間の手首を掴んで歩き出す。
いきなり掴まれて緑間はその握力の強さに驚いた。
「なんなのだよ」
廊下をバタバタと駆け抜けていく。
ようやく青峰は売店の前で立ち止まった。
「売り切れじゃねぇの。しゃあないさつきに何かもらってこよう」
今度は緑間の手首を離してひとりで歩いていった。
ようやく離された緑間の手首には赤く指の後が着いていた。
「まったく、なんなのだよ」
緑間はポツリと呟いた。


<続く>

読了、お疲れさまでした。
すごくすごく書きたくなったので
すごくすごく異色なCPですが書き始めました^^
続くのかなぁ~
拍手よろしくお願いします^^
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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